里山に借りている農園の先輩から、ニンニクの苗をいただいた。
もう12月に入っているので、時期的には少し遅いけど、すぐに定植すれば追いつく!との助言をいただき、チャレンジ!
借りたばかりの畑なので、急い畝を一列だけ起こし、五連の穴あきマルチを張って、苗をちどり(マルチの穴を一個飛ばしで)に定植した。
なぜ、ちどりに植えたかというと、ニンニクは冬の時期はほとんど成長しないが、越冬前の12月は追肥するのが一般的。
普通は、秋に苗を定植して、根が張って越冬の準備をする段階で、株元に追肥をする。
だけど今回は、畑に元肥を入れる時間もないし、定植と同時に株元に追肥してしまうと、根腐れしてしまう恐れがあるとのこと。。
そこで、マルチの穴一個飛ばしでニンニクの苗を植え、株の間の穴に、肥料(今回はボカシ肥料)をねじ込むという作戦だ。
こんな感じで、苗をマルチの穴一個飛ばしで交互に定植し、株間の穴にボカシ肥料をねじ込んだ。
(*後日談:この時期、里山の動物たちは、山の中の食料が少なくなってきて、畑に出没しがち。そんな中、ボカシ肥料のように、香ばしい匂いが出る肥料を地表から剥き出しにして埋め込んで置くと、匂いで餌に飢えた動物たちに、畑を荒らされてしまうので注意が必要。実際にJanpapaも、3回ほど荒らされた。ボカシをねじ込んだらその上から土を被せて蓋をしよう。Janpapaも匂い対策で土を被せたら、動物たちの出現がぴたりと止まった。)
また、定植後、根が十分に張る前に、霜に当たって苗が死んでしまうのを避けるために、このうえに不織布をベタがけすることにした。
とは言うものの、このままベタがけにしてしまうと、ちょっと苗がかわいそうな感じもしたので、先輩方の助言に従い、以下のように対策をした。
こんな感じにしておけば、上から押さえ付ける力も軽減する! 素晴らしいアイデアだと思った。
このうえに、トンネルで防虫ネットをかけて終了。
防虫ネットをかけるのは、虫対策と言うよりも霜の軽減が主目的。
最初は、防虫ネットが霜除けになるか?って思ってた。
確かに、防虫ネットだけでは、霜を完璧に予防することはできないけど、それなりに効果はあった。
実際に、この時期、6:30くらいの早朝に畑に出向くと、防虫ネットが霜でガチガチに凍っていて、トンネルの中の土は、霜の張り具合が軽減していた。
同じ畝で栽培している他の野菜で使うからって目的もあるけど。
と言うことで、ニンニクはこのまま、来年の3月頃まで不織布べたがけで行こうかと思う。
定植後2ヶ月後の様子はこちら↓
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