さてさて、JAKS Farm Projectを始め、はや11週が経過した。
(しばし更新をサボっていたため、12月5日時点で、11周経過ということ。)
Janpapaはこの日、急用が入ってしまったため、J君、Aちゃんのみでの活動となったが、写真を送ってきてくれたので掲載する。
ちなみに、前回の投稿(JAKS Farm 7週)はこちら↓
JAKS Farmの現状
さて、すでに前回の投稿で、野菜の生育は非常に悪い様子がみて取れたのだが、、、
やはり、生育状況は非常に悪いとのこと。
以下、J君が撮ってきた写真を掲載する。
さてさて、、見るからにニンジン、見るからに大根ではあるが、いずれも細く、大根はかなり虫に食われていて、成長しきれていない感じだ。
この写真だけ見ると、どのくらい小さいのか分からない、、そう、科学の基本、参考データとの比較ができていない。
そこで、Aちゃんのお母様の栽培された、大根を参考データとし、その大根との比較をしてみる。
以下がその写真だ。
もちろん、一番右の、バズーカみたいな大根が、Aちゃんのお母様作の大根だ。
ちなみに、実際の大きさがイメージできるように、参考データとして10円玉を置いておいた。
流石に、この素晴らしい完成度の大根と比べるのは可愛そうかもしれないけれど、JAKS Farmの大根の生育の悪さがよくわかると思う。
左うえに置いてある、茶色の丸っこいのが10円玉だ。
JAKS Farmに何かが足りないのは明白だけど、、素人なので、何が悪いのかさっぱり不明。
とりあえず、今できるのは土壌酸度を測るってことぐらいだから、J君にお願いし、JAKS Farmの土を持ってきてもらった。
以下が、JAKS Farmの土の性状と、土壌酸度計測の結果だ。
まずは手に取って、性状を確認してみた。
粒子が均質で比較的細いのだけれど、適度に団粒構造の存在も感じることができて、触っていて気持ちがいい土、って感じだ。
長年、人の手によって細かに管理されてきたのだろうなあ、、って感んじる優等生的なイメージ。
で、少し湿らせた状態で、ぎゅっと握ると、固まるけれども指で突くとポロポロと崩れる感じで、ある程度粘土質も含まれているようだ。
ただあえていうならば、土に堆肥の残渣というか、残りカス的なものがいっさいない感じだ。
悪く言えば、人工的な土、、、とも言えるかもしれない。
ひょっとすると、ここ数年の耕作では化学肥料を主とした栽培であった、、のかもしれない。
そのため堆肥の残渣等が全くない土だ、、というイメージを持ってしまったのかも。。。と想像してみたりする。。
pHは6.1と、若干酸性よりではあるが、一般的には作物の生育が非常に悪くなるレベルではないと思う。
ただし、pHは6.5くらいにしておくのが無難だと思う。。
来年に向けての改善ポイント
上記の結果及び考察を受け、来年春の栽培スタートを前に、以下のポイントを考慮して畑の改良を行うことにする。
- 苦土石灰を用いた、酸度調整
- 堆肥の投入による、土壌改良
順番としては、「酸度調整」⇨「堆肥」⇨種、苗の投入の流れを、それぞれ2−3週間感覚で行う感じだ。
扱う野菜の栽培スタートから逆算し、計画を立てることが必要だ。
今年は、JAKS Farm 2nd Project始動に向けて、年間栽培計画を立てるのが最後の仕事!
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