わが家の日陰ハーブ園に、バジル、チャービル、レモンバーム、コリアンダーの苗を植え、3週間が経過。先週の投稿と同様、まずは全景と、個々の苗の状態を、3週間前と比較してチェックしてみよう。
なお、前回(苗投入後2週間後)の様子を投稿したのはこちら
日陰ハーブ園の変化(3週間)
今週の各ハーブの成長ぶりは明確で、遠目で見ると、もうなんの心配もいらない?って感じに見える。
ただ、近くで見ると、心配ない!って言えるのと、ちょっとなあ、、って感じるものに分かれるかな。
ということで、今週も各種ハーブをクローズアップで見ていこう!!
バジルの変化(3週間)
バジルの経過観察
まあ、初日から比べて見ると、増えているのは明らかでだけど、先週と比べてあまり差がないように見える。
実際、先週と比べるとこんな感じ。
全然、変わらない、、、んだけど、最初の全景写真で見てもらってもわかる通り、バジルって、縦方向にグイグイ伸びるんだよね。。というわけで、横からのアングルからも写真を撮ってみた。
で、横からまじまじ見ると、、上に行くほど葉っぱがでっかくなって、下の葉っぱがちょっと元気ない?感じがする。
そりゃそうだよね、、どんどん上に伸びてくんじゃ、下の葉っぱがお日様から隠れちゃうしね。
だったら、縦に伸ばすだけじゃなくて、バシバシ分岐させて、横方向に伸ばして行けばいいんじゃない?と思い、そんな情報がないかどうか、調べてみると。。あるじゃな〜い。。
一年草のバジル、収穫を増やすにはどうすれば良い?
そもそもバジルは一年草、つまり春に花を咲かせ、次世代を作るためにタネを残し、そして自身は枯れる運命、、。この特性を理解した上で、収穫を増やす方法を考えないといけない。
摘芯(てきしん)
詳細は、LOVE GREENさんのページを見てほしい。とても詳しく書いてあって勉強になるのでおすすめ!
バジルは花を咲かせると葉は固くなり味も落ちてくるのでバジルの葉を収穫するために育てているなら、適切なタイミングに摘芯という剪定作業をしていくことが必要になります。この作業を繰り返すと、初夏から秋までたくさんのバジルを収穫することができます。
LOVEGREEN"バジルの育て方!摘芯、切り戻しをして長くたくさん収穫する方法”
そう、バジルは7−8にかけて花を咲かせてタネを作る。そして枯れてしまう一年草。
時期が7月くらいならば、新しい芽を摘むことにより、花が作れず、葉っぱを増やし続けるというわけだ。
また、縦方向に伸びる目をつむことによって、枝が横に伸びていき、結果的に多くの葉をつける枝ぶりになる!!ということらしい。
しかも!剪定で摘んだ枝は、挿木で増やせる!!らしい。
挿し木
これもL OVEGREENさんのページで見つけた。非常にわかりやすく解説してある。
バジルの収穫を長い期間楽しむためには摘芯や切り戻しの作業が必用なのですが、その切り戻ししたバジルの茎を使って挿し穂を作り、挿し木をしてバジルをもっと増やして楽しみましょう。
LOVEGREEN"やってみた!バジルを挿し木で増やせた方法”
そう、タネあるいは苗から育てたバジルは、摘芯で多くの葉っぱを収穫するわけだが、その時き摘んだ枝を使って、さらに増やすことができるらしい!!
これはいい情報を教えていただいた!!
今回のProjectではバジルの苗を3つ買ってきたわけだが、摘芯と挿木で、バジルをモリモリ増やすぞ!!っということで、これも記事にていく予定。
レモンバームの変化(3週間)
レモンバームの経過観察
今週は、0、2、3週の変化を比較してみよう。
レモンバームに関しては、まあ一応、問題なく増え続けていはいる。
葉っぱの数も増えているし、丈もずいぶん伸びてきた。
先週は、栄養状態が悪そうということで、土壌のpHを測ってみたところ、そこそこの酸性土壌であった。
ってわけで、今日は有機石灰を土に練り込んでみた。その記事はこの後で書いてるので、最後まで見てほしい。
チャービルの変化(3週間)
チャービルの経過観察
こちらも順調。
前にも書いた通り、真ん中から、どんどん新芽が出てきている。
23日の写真で中心部分が濃い緑色になってるけど、こんな感じであたらしい芽が中心からバンバン出てくる。
というわけで、そろそろ外側から収穫して行かないと、新芽の邪魔になるかなって感じ。
というわけで、来週以降は収穫and実食!!かな?
コリアンダー/パクチーの変化(3週間)
コリアンダー/パクチーの経過観察
23日のコリアンダーが、だいぶ横に広がってきたので、倍率を揃える目的で、16日の写真と、23日の写真大きさを変えてある。
確かに畑の占有率は上がっている、、だけど、、葉っぱが少なくない?
茎ばっかり、ピョローんって伸びてるだけで、葉っぱな少ないってことに気がついた。
先週はなんか栄養状態悪そう、、って書いたけどこれ、ひょっとすると、、”葉肥え”の窒素不足?
あとは土壌のpHも気になるところだ。。先週、酸性だって見つけちゃったからな。。
この酸性、、て性質、実はアンモニア態窒素の吸収に影響してる(これは今度記事にする予定)。
なので、まずは酸性土壌の改良が優先で、次に窒素投入かな。。。
有機石灰、「かきがら」、の投入
先週、うちの日陰ハーブ畑は、全面酸性土壌であることが判明。
で、解決策は石灰の投入というのが一般的。
だけども、石灰を土に混ぜ込んだ後は、1−2週間、土と馴染ませなきゃならない。すぐには植えられないのだ。。
石灰が完全に馴染んだ状態でないと、アルカリ性がきつく出てしまい、根が死んでしまうから。
じゃあ、どうすればいいのか??ということで、いわゆる緩効性の特性をもった石灰(有機石灰)としてよく用いられる、牡蠣の殻を粉砕した物を買ってきて、土に混ぜ込むことにした。
うちのような小ちゃい畑(2m×2m)だったら500g程度あれば十分らしいので、近くのホームセンターで1.5kgのやつを買った(安い。。)
ちなみに、アマゾンだと5Kgのしか売ってなくて、楽天だと1.5Kgで売ってるね。
ただ、送料が高いから、近くでホームセンターがあるなら、そこで入手した方がいいね。
でもって、ハーブの根を傷つけないように、周りの土を持ってきて、「かきがら」をまぜ、土を戻す作業を行った。
なるべく、根の近くまで「かきがら」届くように、軽〜く、まぜまぜしつつ。。
上の写真、土に白っぽいつぶつぶが混じってると思うけど、これが牡蠣殻!
効果はゆっくり出るだろうから、1ヶ月程度様子を見つつ、改めてpHを測定する予定。
コメント